嘱託社員になって初めての給与が支給されました。支給額は予め通知され、控除額は試算していましたが、手取り額が14万円弱。現役時代と同じ仕事、責任もあまり変わらづ、給与だけが寂しい、これが現実なのでしょう。

嘱託社員の初任給

2016年11月25日に支給された11月度の給与明細は以下の通りです。
pay1
支給額合計:281,020円-控除額合計:138,322円
手取り額合計:142,698円

控除額

現役時代6月の控除額と嘱託社員11月の控除額の比較です。
pay6
(1)所得税:28,430円から 5,190円⇒△23,240円減
(2)住民税:46,300円から45,700円⇒△   600円減
(3)年金 :59,527円から25,455円⇒△34,072円減
(4)健保 :25,065円から12,532円⇒△12,533円減
(5)雇用保: 2,348円から 1,120円⇒△ 1,228円減
住民税を除き、給与減に応じて税金・社会保険料は嘱託社員の最初の給与から減額されました。年金と健保は「嘱託社員で継続した場合の社会保険料はどうなる」で試算した想定内の金額でした。
住民税は来年の5月まで同額(45,700円)が毎月控除され続けます。

会社を辞めていたら

嘱託社員として継続しないで会社を辞めていたら、税金と社会保険料の負担額を試算してみます。
(1)働いてないので所得税は0円 
(2)住民税は後払いなので再来年の5月まで約45,700円を19ケ月負担します。
(3)働いてないので年金負担は0円
(4)健康保険は会社折半がなくなるため62歳まで約43,000円を負担します。
(5)働いてないので雇用保険負担は0円
1年間の住民税と健康保険を貯金から負担しなければならない金額は約1,064,400円です。

感 想

嘱託社員の手取り年額は約200万円(ボーナスが年2月分給付されます)、会社を辞めてた場合の税金等負担額約100万円、年間約300万円。
私の場合、ホテル暮らしなのでホテル費用が年間80万円くらい必要になります。つまり、貯金から220万円を負担すれば働いてる時と同じ生活ができる計算になりました。