4月29日(土)ゴールデンウィーク初日にXIVの予約サイトを開いた。なんと、先月末にオープンした湯河原が△マーク(残りわずか)。早速予約を行い、明日(30日)から1泊でいってみることにしました。

XIV湯河原

XIV鳥羽から始まり、30周年を迎えたエクシブ。京都八瀬、箱根、有馬に続き、シニア層をターゲットとした離宮シリーズの第4番目として今年(2017年)3月31日に湯河原離宮は開業しました。

古い温泉街に突如として出現した湯河原離宮は全体として薄暗く、客室・スパ・レストランなど全体的に箱根離宮をコピーしたような感じでした。それに、客室数も箱根離宮と同じく187室、完全に意識しているのでしょう。

出 発

集合場所は、横浜高島屋前AM10時、少しおくれて御婆ちゃんが到着、さあ出発です。東海道線熱海行き各駅停車のグリーン車に乗り込みました。

日曜日だったのでグリーン券は2割引の780円、その効果なのかグリーン車は8割程度の乗客、1階に座席を回転させ4人掛けにできる場所があったので1階グリーン席に座りました。

1階でも車窓の景色は充分、途中の駅で停車した時の目線がいつもと異なり逆に新鮮です。

旅気分、車内で缶ビールとおつまみ気分で焼売をお願いしたところ、渡された焼売はお土産用の真空パック焼売、車内で頂くこともできません。

「旅行の間、その焼売を持ち歩くのか」との批判意見が飛び出し、恥ずかしながら返品し変わりにさきいかを購入しました。さきいかは美味しかったけど、歯に挟まり困りました。

約1時間30分乗車し、湯河原駅に到着したのは11時30分頃。初めての湯河原駅はホームが1つ、ロタリーの正面には箱根湯本のようなお土産屋さんが少しある質素・素朴な駅です。

たんたん焼きそば

お昼ご飯は電車でネット検索し、湯河原B1グルメの名物たんたん焼きそば1号店の「餃子ショップ」に決めていました。駅から徒歩5分でしたが、少し迷って12時位に到着。

お店には地元の方とお見受けするお客様が1名、カウンターの中に少し耳の遠い親父さん、なんと83歳らしいです。数年前からB級グルメ関連イベントに参加、全国を回り、たんたん焼きそばを普及させた第一人者らしく、看板に記載された1号店の文字がそれを物語っています。

店内はキチンと片付いているとは言えず、清潔感もイマイチ。着席し、たんたん焼きそばと餃子およびヒヤ酒を注文。

まず餃子2人前が到着、美味しかったけど何がと聞かれると説明に苦慮します。60点位ですかね。

しばらくすると、ネット情報で立ち寄った4人組みの若者の入店とほぼ同時にたんたん焼きそばが運ばれました。

太平麺の焼きそばの上にナルト・たまご・紅生姜・青のりパラパラです。一口頂くと想像していたよりも美味しくない、しかた無く食べ続けているとその味に慣れてしまうという不思議な食べ物でした。
う~ん、45点。

路線バスで出発

たんたん焼きそばのお店を出たのが12:30。次の目的地「見番寄席」までの路線バスが出発するまで約20分位あるので、駅前の五月みどりさんの洋品店見学と和菓子「村上」で御饅頭を購入。

13時出発の奥湯河原行き路線バスに乗り込み、ワンコインで見学できる見番寄席近くのバス停「見附町」まで約8分、出発~。

見番寄席

湯河原温泉観光協会が町おこしの一つとしてほぼ毎週土日に午前の部と午後の部の2回開催。ワンコイン500円で落語が1時間楽しめます。

湯河原芸妓さんが踊りのお稽古を行う湯河原温泉見番(湯河原温泉芸妓屋組合:3階)の舞台で落語特設会場を設け開催される「見番寄席」。落語のない平日、芸妓さんが踊り・長唄等のお稽古見学もできる日があるようです。

会場へ案内される階段を上がると、受付があり500円を支払い入場すると数名のお客様が着席していました。本日の落語は桂伸三さん、1時30分開始です。

一番前の席に着席し、そこで販売していた地元製造のみかんジュース(250円)と先ほど駅で購入した御饅頭を頂きながら10分位すると、ほぼ用意されていた座席も満員となり、舞台幕が上がり落語が始まりました。

お話はチンネンさんと和尚さんの勘違いのお話と旅籠の文無しが有名な芸術家で竹で作った水仙の花が500両で大名に売れたという2本立て。引き込まれる話術と身振りで大変貴重な体験ができました。

最後は御婆ちゃんと記念撮影。本当にお勧めです~。

XIV湯河原チェックイン

見番寄席の見附町バス停からXIV湯河原の桜山入口バス停まで5停留所、徒歩15分くらいなので歩いて向かうことにしました。古くからの温泉街、通りの両側にはおもむきのある旅館やお土産屋さんがあります。
道路などは整備が行き届いておりますが、営業していないものもあり少し微妙な状況です。

XIVに到着すると、チェックイン待ちのお客様で大混雑。一般カウンターでチェックインすると早くできるというのでお願いし、そのままお部屋へ行きました。ドアを開けると広々としたワンルーム、でも何故か暗い、電気を全部点燈しても暗い。箱根もこんな感じでした。

館内見学、スパなどでゆっくりして5時半頃、夕食まで3時間弱ほどあるので館内のカラオケルームに行って見ることにしました。

カラオケ

カラオケの料金は1名1000円で1時間、観光地値段です。カラオケルームは3部屋位あるらしく真ん中の部屋に案内されました。ドリンクを勧められましたが、大丈夫ですと注文しませんでした。

会社の2次会でたまに歌いますが、久しぶりのカラオケ。通信カラオケ設備の採点モードをセットしてスタート。大体順番に1曲交代でも私はサザン、妻達はナツメロを中心に歌います。

採点は非常に厳しく、全国順位と神奈川県順位が表示されます。何度も挑戦しても神奈川県で最下位、全国でビリから10番以内。全員がそんな感じです。平均点など夢、XIVのカラオケ設備の設定が間違っているのではと疑いたくなります。残念・・・

1時間歌い、少し部屋でゆっくりして本日のメイン鉄板焼きの夕食に向かうことにしました。

鉄板焼き

昨日の予約時には日本料理しか空いていないとの事でしたが、鉄板コーナにキャンセルがでたという電話連絡があり、鉄板焼きコースは10000円、13500円、17000円の3種類、お肉中心の10000円コースをお願いしました。

店内に入ると、前半のお客様が1組残っていました。後半のお客様は我々を含め3組、13席あるカウンター席の内、今回は7名でスタートです。

鉄板焼きの贅沢なのは、1組のお客様に1名の鉄板料理人が専任で調理してくれることです。我々の鉄板調理人は、他の場所で経験を積んだ藤井三千代さんです。

まずは、飲み物のメニューをお願いするとタブレット端末が登場、場所をあまりとらないで沢山の情報を表示できるので、今後はこれが主流になるのでしょう。

白ワインのボトルを注文し、飲み干したら赤ワインのボトルをお願いしました。最初から2本、注文するのはスマートかもね。

ワインのテイスティングは大丈夫と辞退するのですが、ワインが劣化していないか調べるために従業員の方がテイスティング(毒味?)をしてくれ、それぞれのグラスに注いでくれました。ワインが劣化の確認、初めての経験、一般的なのでしょうか・・・・

最初に鉄板調理してくれたのは、メインのお肉の付け合せに用のニンニクスライスを小麦色になるまで丁寧に焼き上げます。

前菜は山菜のキッシュロレーヌ、ベーコンを入りの甘くない卵焼きという食べなれた味で一安心。そしてオマール海老のサラダ仕立てが登場。銅版の半円球形状のフタの中で蒸された野菜を頂いたころ赤ワインボトルになりました。

美味しいアスパラがあると勧められたので追加注文しました。後日判明しましたが1本700円、以外と良心的でした。そして、隣のお客様も勧められ注文していました、ハハハ・・・

メインのお肉は黒毛和牛リブステーキ約450gの塊を丁寧に焼き上げ、切り分けてお皿に盛ってくれます。丁度良い焼き具合だったのでGood!。

稲庭うどん(冷製)とガーリックライスの選択では、全員稲庭うどんをチョイス、そして最後に水菓子のデザートを頂き終了~。
チェクアウト時にお値段を確認したら約5万円でした。

感想

エクセレントクラブ新宿の誕生日プランの鉄板焼きで頂いた鉄板焼きは、食べるスピードに合わせお肉を焼いてくれ、デザートは食べ放題。新宿サンメンバーの勝ちかなと思いました。