昨日、XIV湯河原に1泊しました。今日は朝食を日本料理「華歴」で頂き、チェクアウト時間の12時頃まで館内でのんびり、そして観光タクシーで湯河原観光を行い帰路に向かうことにしました。
スパしてロビーラウンジ
朝7時ころ起床し、スパでさっぱりした後、朝食はどうしようかという事になりました。あまりお腹も空いていないので、ロビーラウンジに行けば軽食くらいあるだろうと思い8時半に行きました。
ロビーラウンジは39席と座席数も少なくて狭い、什器関係は簡易なものでした。他の施設は豪華なソファー・テーブルで座席数も多く施設の顔といった感じです。湯河原ロビーラウンジには残念・・・・
ロビーラウンジには軽食などはなかったこと、せっかくのXIVだから日本料理レストラン「華歴」の朝食経験は貴重との意見もあり、予約していなかったのですが、朝食を頂くことにしました。経験上、XIVの朝食は予約しなくてもどうにかなります。
日本料理「華歴」
朝食は7時30分から10時までの営業時間。9時ころ伺い、数分待ってから敷地中央にある広い水庭を眺めることができる小上がりの席に案内されました。お客様は6割程度。
着席してすぐに豆乳とフルーツのスムージーのドリンク、しばらくして和朝食膳(2200円)が赤い下駄板に乗って出てきました。3段重のおかずとご飯、お味噌汁、香の物それから釜揚げしらす・桜海老・朝霧高原の温度玉子がカゴに乗せられてきました。
XIVの和食朝食はお粥とご飯を選択できます。ご飯を選択するとお代わり用の御櫃がでてきます。また、お粥とお味噌汁のお代わりは自由で、頃合いをみて聞いてくれます。
美味しかったので全部頂いてしましました。・・・
チェックアウト
朝食を終え、ショップでお土産などを物色し部屋に戻ったのは10時30分ころ。
これから何しようかとネット検索していたところ1万円で2時間の観光をタクシー貸切でできるという「観光タクシー」を見つけ12時にフロント前と電話予約。
少し時間があったので最後のスパを楽しみ、チェックアウトすることにしました。料金は約79000円也。今回の旅行でスパ5回利用、温泉をたっぷり堪能しました。
観光タクシー
観光タクシーはホテルまでお迎え、観光が終わったら近くの駅まで送ってくれて大変便利。12時ピタリに観光タクシーで出発~
福泉寺の首大仏
約10分位走行し「福泉寺」へ。立派な藁葺屋根のお寺と首大仏を見学し、タクシーの運転手さんに記念写真を撮影してもらいました。肩から上だけの首大仏、元は名古屋城内にあり、戦後この「福泉寺」に奉納されたようです。
名古屋にあったときには首から下もあったとそうですが、胴体の方はどこへいってしまったのでしょうか?
観光タクシー中嶋さんの一言
観光タクシーの運転手は中嶋さん、地元の方で数年間コージコーナで働いた経験がありタクシー歴32年のベテラン。とても親切で色々と湯河原のことを車内で説明してくれます。
温泉街の熱海は文字通り海からの温泉なので海水が含まれ質が低いのに対して、湯河原も文字通り川からの温泉なので質が良い。湯河原温泉は山側にあり平地の駅側は温泉がでない、昔は農業と鍛冶屋の町だったとか地名の由来などを丁寧に説明してくれました。
湯河原に有名人も沢山住んでいるようです。前総理の細川護煕さんは陶芸など趣味の世界に没頭し隠居暮らし。五月みどりさん、船越英二さん、関口宏さんは気さくでいい人だけど、松井一代さんはお高い。亡くなった伊丹十三さんの家は最近売却(見学しました)された等々。
たこ八郎が酔っぱらって亡くなった海岸から梅宮辰雄さんの家を教えてもらいました。前東京都知事の舛添要一の別荘が見れなかったのは残念!
城願寺と湯河原梅林
城願寺へ行き、樹齢800年のビヤクシン、土肥一族の墓石(熱海駅前の銅像はこの方)、皇太子見学の史跡などを見学し、湯河原梅林に向かいました。
もう梅の開花の季節は終わっているので葉っぱだけ見学して帰りました。
湯河原梅林の開花は伊豆の河津桜の開花と同じ時期、露店が並び、野外の舞台では踊りなどが催され大賑わいになるようです。
さつきの郷
空模様も少し怪しくなってきましたが、星ヶ山公園「さつきの郷」へ行きました。さつきの見ごろはこれから5月末から6月上旬、とても大きな公園にさつきが沢山植わっています。
この公園は山の上にあり、ここから真鶴半島の全貌、伊豆半島など雄大な景色が楽しめるようです。あいにくの天気、薄らとしか見えません、雷で空もゴロゴロしてきたので早々にタクシーへ戻り、次の目的地、真鶴半島へ向かいました。
真鶴半島の三ツ石海岸
真鶴半島は一周ドライブです。真鶴町は人口7000名で平成の市町村大合併で湯河原市との合併話が進んだようですが、名称が湯河原市と仮決定され真鶴の名前に愛着がある地元の方の意見で成就しなかったようです。また、主な仕事は観光と石材伐採、海鮮系は新鮮で美味しいとのことです。
約30分くらいで一周できますが、途中で真鶴半島の先端にある「三ツ石海岸」へ立ち寄り、雄大な景色を楽しみました。神奈川県の景勝50選に指定されている場所で、日の出は最高と中嶋さんは話していました。
ホテルを出発して2時間弱経過したので真鶴駅まで送ってもらい観光タクシーは終了。コンパクトで効率良く観光ができ、楽しいお話も伺えたので、気持ち3000円を加え13000円お支払しました。
小田原駅で途中下車
14時20分に真鶴駅で快速アクティーに乗車。横浜まで直行するかと思いきや、小田原にて途中下車。タクシーに乗り込みアンパンで有名な「柳家ベーカリー」へ直行。
普通のアンパンは160円、高いのは200円くらい薄皮で中身がタップリのアンパンは和菓子級で非常に美味しい。お会計したら3800円、アンパンなのに・・・・
柳家ベーカリーから徒歩数分の場所にういろう株式会社本店があります。行ってみました、お城の店構えのういろう本店、ういろうを特に食べたいと思ってなく入店したので、薬品のういろう(1000円)を購入しました。
ういろうは名古屋名物の和菓子と思っていましたが、実は、室町時代から続く、神奈川県下で最古の商家で、今も薬とお菓子の製造・販売を行っているのがこのお店でした。
歩いて、小田原駅まで帰ろうとしましたが雨が降ってきたのでバスに乗り小田原駅に戻りました。また、グリーン券(平日なので980円)を購入し横浜まで帰路の旅、4時30分ころ横浜到着、タクシーで自宅まで帰りました。
感 想
観光タクシーは最高~。