長女32歳の誕生日前日、10月22日に1階店舗をリニューアルオープンした六角橋交差点近く創業60年の老舗和食料理「末廣園」に行きました。9月10日から改装工事を行い10月10日の完了予定が2週間ほど遅れたようです。

六角橋はかつて牧場だった

太平洋戦争が終戦を迎えた年(1945年)六角橋交差点付近は「房陽舎(ぼうようしゃ)牧場」という牧場だった。牧場はその後、「末廣園」という和食料理店として当地で営業。

房陽舎は明治時代にこの地で末廣園の初代がはじめた牧場、現在の店主は4代目。明治時代、現在の東白楽の駅裏あたりに「乾(いぬい)牧場」という名の牧場があり、初代はそこに勤めたのちに、「房陽舎牧場」を興した。

空襲により牧場は全焼し、牛馬も失ってしまった。六角橋あたりは被害がひどく、道路一本はさんだ先にある斎藤分町は焼けなかったようです。

そこに住んでた人たちは、房陽舎が焼けたおかげで助かった、つまり「末廣園」は斎藤分町に住んでいた人たちの命の恩人だったようです。

末廣園でお食事

末廣園は年数回継続歴に利用しており、ボトルキープしている少し馴染みのお店です。従業員の方も親切で我々の顔は覚えているようです。夜、満員になってるところは見たことがないのですが、ランチは賑わっています。

店舗改修のお祝いのお花がたくさん届き、綺麗に飾り付け、内装・テーブルが新しくなっていました。

最初に注文したのは飲み物、お子様御膳、お刺身の3点盛りです。お子様御膳は3歳の孫娘用に注文したのですが、孫娘用に配膳された時、お兄さんも食べたそうだったので追加でお願いしました。

お通しのブリのアラ煮つけを食べながら、お店でさばいたアジフライ、天婦羅の盛り合わせを追加。しばらくして茶碗蒸しと帆立の煮つけをお願いしました。それぞれのお料理は手作り感あり・・・

メニューで見つけられなかったのですが、改装前によく食した100円御善ざいを注文してみると、「ありますよ」。
孫娘用のアイスクリームと一緒に美味しくいただきました。

感 想

六角橋の老舗です。こういうお店があるとありがたい、改装しもっと長く頑張るという意思表示、安心しました。