一時ブームなったリゾートマンション、約30年前のバブル期に建設され現在破格の値段で販売されているようなので、ネット検索。箱根の仙石原に限定して1泊2日で現地見学しました。
土砂災害の物件
一番最初にヒットした物件は「リブレ仙石原」、99平米の間取りで430万円、月額費用は25、000円。これは超お得物件、早速google mapで周辺状況を確認したり、仲介費用を少しででも安くしようと思い、REDSという不動産会社に連絡。テンション上昇中・・・
するとこんな回答が・・・
本物件、北側崖の土砂崩れにより、建物内まで土砂が入り、修繕のため、修繕積立金が枯渇する可能性が大いにあります。(伴い、一時はたは永続的な、積立金の増額等も予想されます)
*今後、資産価値的には、ほぼゼロに近いものになる可能性もございます。
この物件は見送ることにしました。
管理破綻の箱根ビレッジ
次に候補に上がったのが1984年(築37年)に建設されたニュー箱根ビレッジ9号棟、73.93平米で450万円、月額費用34,300円のペンションのような雰囲気がある連棟式マンション。450万円はエンゼル不動産。同じ物件がsumaiという不動産屋では280万円で販売してました。ハザードマップを調べると箱根ビレッジの大部分が警戒区域(急斜面)でしたが、本物件は問題なしとされてました。
すると、またREDS不動産からこんな回答が・・・
添付をしていただきました、2つのホームページで、価格が異なっておりますが、こちらにも理由がありました。以前、280万で販売していた。その後、建物外壁から、室内に雨水侵入が発生。管理会社(箱根建設・ヴィレッジマネジメント)と、管理組合が機能しておらず、室内修繕に1年以上費やす(修繕費の一部を、区分所有者が負担)。その修繕費用を上乗せした金額で再販売(現在450万)このような経緯があるそうです。
また、とてもよい雰囲気の建物ですが、実情は、管理体制が全く機能しておらず(理事長が誰なのか、すら不明)管理会社も酷い対応、とのことでした。
当然、この物件も見送りになりました。
ファミール第4仙石原
さらにネット検索を行い、少し狭くなるけど利便性の良いファミール第4仙石原(44.55平米、480万円、月額費用21,780円、家具付き、販売代金は寄付)の見学をお願いしました。
「本物件はロイヤルリゾートが囲い込んでるため取り扱えない」とREDS不動産の回答あり。
また、こんな連絡も入りました。
ファミール・ヴィラの管理ですが、三菱地所コミュニティ、撤退の予定です。
現状、管理状況に問題はないそうですが、撤退後、あらたに管理会社を探すことになると思います。
色々、問題ありますね。
希望要件と利用方法
要件をこの時点で整理しました。
【希望要件】
・仙石原地区・・・地理的、生活面・公共交通機関の利便性が良い
・安全、安心・・・ハザードマップで問題ない
・月額費用安い・・・相続時に子供たちの負担にならない
・管理面・・・・・・普通以上
【利用方法】
我々老夫婦(2名)と子供たち2家族がそれぞれ別々に利用する。かつ、年に1、2回は全員で集まるを想定。全員利用の実現にはある程度広い物件が必要、月額費用の安いを満たせなくなるので、全員利用要件はあきらめ、今回の広さの物件でも良いかなと考えました。
現地見学の予約
東急リゾート、ロイヤルリゾート、エンゼル不動産の所有する物件でREDS不動産が取り扱えるのはエンゼル不動産の物件だけ。それでも、7月31日(月)午後2時に現地見学と30日に宿泊する宿「箱根ホテル花月園」の予約をしました。
感 想
明日からの現地見学。どういう展開になるのでしょう・・・