東白楽駅から徒歩1分にある「寿し花」。大晦日・元旦も営業していたので、ひょっとしたら今日(1月4日)も開店しているのではと閃き、夜8時ころ電話確認し、8時30分ころ来店しました。

平成7年に六角橋に引越して以来、地元のお寿司は岸根公園近くの「美ゆ喜寿司」と決めていました。昨年、「美ゆ喜寿司」の美味しさにバラツキを感じ、初めて「寿し花」に来店。3回位行きました。

寿し花

「寿し花」は東神奈川二ツ谷町で15年間営業し、我々の引越しと同じ年(平成7年)に現在の東白楽にお店を構え21年間。合計36年間、町のお寿司屋さんとして頑張っているようです。

カウンター7席、小上がりには最大10名くらい座れる店内。野球選手のサイン色紙が多数掲載されていますが、誰のサインか良くわからないものが大部分だと言います。

小学校低学年のお孫さん2人をかかえるご夫婦できりもりする小さなお店ながら、とても丁寧に仕事をされていて、そのへんの町の寿司屋とは一線を画していると思います。

ウイスキー仕立ての焼酎

看板をくぐり店内に入り、カウンターに座りした。また来店することもあると思い、焼酎のボトルを注文。ウイスキーの様な琥珀色と味わいの鹿児島県メローコヅルの里で熟成された「メローコヅル 磨」。

昨年(2016年)イギリスにて開催されたISC2016にて最高賞を受賞したようです。お通しの「塩辛」を当てにして、ウイスキーグラスにロックで頂きました。

本日のお寿司

本日は他のお客様はいませんでしたが、大晦日とお正月は忙しかったようです。横浜中央卸売市場は毎年1月2日から開始、河岸からの帰り道、箱根駅伝のコース(国道1号線)で足止めされることがあるので時間調整が必要と言っていました。

お寿司のセット握りは税抜で1800円、2000円、2500円、3000円、他に5000円のおまかせ握りがあります。今回はお正月なのでおまかせ握りを注文しました。大将が握った寿司はガラスケースの前にセットした八丈島特産のアシタバの葉の上に一貫ずつ乗せてくれます。

まず、たまご焼き握りから始まり、スミイカ、マグロの赤身、シメサバ、カワハギ、タイ、大トロが登場。炙ったり、ゴマ等の薬味を乗せ一貫一貫ひと手間加え握ってくれます。基本的には握り時に醤油を塗ってくれるのでお醤油をつけずにそのまま美味しく食べれます。

途中、女将さんが作ってくれる寿司ネタ、フルーツ、野菜を小鉢に盛り合わせたサラダは箸休めと口休めになります。後半は、ブリ、イクラ軍艦、ウニ軍艦、コハダ、ボタンエビ、最後はアナゴ握りでした。

全14貫頂いた後、ボタンエビ頭の唐揚げと温かいお椀、そして手作りのお餅のようなお餅でないデザートが出てきてました。若い人はもっと食べれると思いますが、我々はこれで充分。ボトルも4割位残し、お会計(15,540円)しました。
そして、最後にお正月なので、「寿し花」特製のカレンダーと湯呑を頂きました。

感 想

年末、横浜中央卸売市場内にある創業明治16年の寿司屋「さがみや」に行きました。お醤油をはけで塗り、お箸を使わないで手で頂き、ガラスカウンターの下にチョロチョロと流れる水で指を洗う独特な仕組。

「さがみや」のお寿司はそれなりに美味しかったですが、お値段が同じ位だったこともあり、大将が丁寧に仕事をしてくれる「寿し花」に軍配が上がりました。

どちらにしろ、寿司ネタにお醤油は厳禁と痛感・・・・
次は久ぶりに「美ゆ喜寿司」に行ってみようと思いました。