以前のお正月は、子供達がまだ家に住んでいたせいか色々買い込み、すき焼き・旅行などしていましたが、今年は皆独立、六角橋の本格中華「福臨門」に親族集合して会食しました。

今年のお正月はお天気もよく、元旦のニューイヤー駅伝では旭化成が18年ぶりの優勝、富士通が6位。箱根駅伝では青山大学が3連覇、神奈川大学は往路6位、総合5位と大健闘し12年ぶりのシード権を獲得し、さい先の良い酉年です。

福臨門

福臨門の香港本店ではちょっとぜいたくをするとひとり10万という噂、その海外展開で銀座、心斎橋に超高級中華料理支店として展開しています。六角橋の福臨門はこれとはたぶん無関係、横浜中華街の「景珍楼」の姉妹店として2006年くらいに突如出現し、今年で10周年。広東や四川といった本格的な中国料理をリーズナブルに味わえる庶民店です。

開店当時から人気店。繁盛していたので2012年7月に2階を借上・増築・改装し最大120名収容できる大規模店としてリニューアルしました。私達家族も、開店当時から月2~3回のペースでボトルキープしながら利用しているお馴染みのお店です。

お店の入口には今年のリオオリンピックの柔道100kg級で銅メダルを獲得した地元のヒーロ「羽賀龍之介」が帰国(8月15日)の2週間後(8月29日)に来店した時の写真とサインが飾ってあります。

中華の円卓・回転テーブルのマナー

回転テーブルの発祥は中国ではなく昭和7年に日本の目黒雅叙園が第一号。個室・玉城(ぎょくじょう)で今も使用しているようです。ここで、家族なので構いませんが、中華料理の回転テーブルマナーをネットで調べてみました。
(1)部屋の入り口から最も遠い位置が円卓の場合の上席
(2)回転テーブルには、調味料、お茶の急須、料理の大皿など、共有するものだけを置く
(3)ビール瓶などの倒れやすいものや食べ終わったあとの取り皿、グラスなどは乗せない
(4)料理が運ばれてきたら、まず主賓から取りはじめて時計回りに順番に取り分け
(5)全員が取り終わるまでは、料理には手はつけない
(6)一度全員に行き渡った料理の残りを食べたい人が自由に取ってOK
(7)席を立って料理を取るのはマナー違反
みなさん、覚えておきましょう・・・・・

福臨門での会食

今回のメンバーは私達夫婦、長女家族(4名)、次女家族(2名)、妻の妹家族(2名)、御婆ちゃんの合計11名です。10周年記念・中国三大高級食材・大三昧コース全11品、5,000円(税込)コース料理を小学校2年生の孫も大人と同じコースにして10名分を予約しました。

集合時間は2日の夕方6時、現地集合です。仕事の都合で1時間ほど遅れる次女の旦那さんを除き、我が家にしては珍しく6時に全員集合しました。店内は満員御礼、1階の個室が今回の会食場所、テーブルにはキープボトルの少し飲みかけの焼酎「黒霧島」が置いてありました・・・ハハハ。

早速、各自飲み物を注文。ヤッパリ最初の1杯は生ビールで乾杯し、紹興酒ボトルを追加注文。最初のお料理、クラゲ、チャーシュ、トコブシ煮を大皿に盛りつけた「特製冷菜の盛り合わせ」、円卓と回転テーブルで食事会が始まりました。

何故か、小2年の孫の様子がおかしいです。母親が理由を聞きだすと、昨晩の初夢で妖怪に取りつかれた次女に襲われ、目が覚めたことがトラウマ。次女に話かけられ、怖かったようです。大好きな小龍包を注文し元気回復しました。

フカヒレの姿煮込み、フカヒレ入り蒸し餃子、豚肉シュウマイ、大海老のチリソース煮など次々とお料理が大皿に乗って運ばれてきます。遅れてくる次女の旦那様のためにこれらを取り分け、運ばれたお料理を食べ終わる頃、全員集合し再度乾杯~、そして孫へのお年玉タイム。

次に運ばれてきたお料理、北京ダック、アワビのオイスターソース煮、二種海鮮のXO醤炒め、蟹肉とフカヒレ入りスープ等を頂き会話をしているといつの間にか8時半頃、満員だったお客様もほ三々五々いなくなり空席が目立ってきました。
このころ、1歳の孫が眠くなったのか、両親のダッコでなくては機嫌が悪くなり、しばらくすると父親の腕の中でいつの間にか寝てしましました。

最後にフカヒレ入りあんかけチャーハンとデザートの杏仁豆腐。お酒も飲み干し、皆お腹一杯になった4時間経過の夜10時、居酒屋モードの長時間・・・
いつの間にか、御婆ちゃんがお会計を済ませてくれていました。いつもいつも御馳走さまです。

感 想

今回コース料理のテーマはフカヒレ。いつも注文する餃子、麻婆豆腐、麺類などはありません。福臨門のお料理はいつも美味しく、間違い無いのですが、フカヒレと春雨の味の違いが分からない私にとっては、普段食べなれた普通の中華料理の方がありがたい。
今度コース料理で宴会する時は、3900円のコースでお願いします・・・・