旅行2日目は浜松観光。今日もも行き当たりばったりで、「舘山寺(かんざんじ)」・航空自衛隊「エアパーク」・来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」ゆかりの地「龍潭寺」を訪ね、2日目の宿泊地「XIV伊豆」を目指しました。
XIV浜名湖の和食「海幸」での朝食終え、お部屋に戻り、本日予定を検討しました。せっかく浜松に来たので伊豆に向かう前に、浜松観光で一致しましたが、10時ころのチェックアウトの時はまだ行先は未定。何故かXIV浜名湖から約6kmにある「舘山寺」に向かうことになりました。
舘山寺観光
舘山寺はうなぎ・ふぐの看板、昔ながらの温泉街(舘山寺温泉)の町並みを通りぬけた突き当り。30分無料駐車場があり、そこから急階段を上がったところありました。ここから、浜名湖湖畔にある「ホテル九重」、かんざんじロープウエイを見ることがでました。ここを起点として約1時間くらいのハイキングコースもありますが、夏の暑さで興味なしのようです。
舘山寺のご利益は、なんでもOKらしいです。売店があり、ここでお土産を多少購入し、次の目的地の航空自衛隊「エアパーク」へ向かうことにしました。滞在時間は20分位。
航空自衛隊「エアパーク」
舘山寺から約20分ほど車を走らすと目的の航空自衛隊「エアパーク」に着きました。東京オリンピックで空に五輪マークを描いたブルーインパルスの本拠地で現在もここから各地で開催される航空ショーに向かうようです。
航空自衛隊の歴史や資料の展示館、展示格納庫には歴代のブルーインパルスの実機、ワイヤーで空中固定されたゼロ戦、フライトシュミレータなどがあります。各展示機のコックピットへの登場体験もできるようで、お子様と一緒なら楽しい体験ができると思いました。
当日は、夏休みなのに高校性の団体見学もありにぎわっていました。大空を飛ぶパイロット気分が味わえる全天周シアターは1時間ごとに上映されているようですが、次の上映は爆撃シーンらしく止めとくことになりました。
直虎ゆかりの地「龍潭寺」
おそらく、スマホ検索で「龍潭寺」に向かうことになったと思いますが、その時はこの場所が来年の大河ドラマの中心地であることを知りませんでした。車で向かう途中に大河ドラマ・龍潭寺が記載された旗を見かけることが多くなり、なんとなく事情を理解したのは、龍潭寺に到着してポスターを見た時です。
そもそも、井伊直虎という人物は大抵の方は知らないと思います。幕末の安政の大獄で幕府の権威を取り戻そうとした、近江彦根城主である大老・井伊直弼は有名ですが、浜松城の徳川家康を昨日見学し、本日その先祖(井伊直虎)のゆかりの地の訪問は、偶然とはいえ何かの縁だったのでしょう。
駐車場には数台の車しかなく、まだまだ穴場のようです。駐車場から山門に向かう40m程の山道はとても風情があり、井伊直虎も何度もくぐった正面の山門は俗されてなく情緒深く歴史を感じます。ここを抜け手入れされた順路を数分歩くと本堂です。
大人400円の拝観料を支払い本堂見学、忍者の侵入(足音)を検知するうぐいす張りの廊下を抜けると、京都「龍安寺」で有名な石庭に似たお庭がありました。本堂の裏には庭園があります、縁側には庭を観賞できる椅子や座布団があり、庭の説明のアナウンスが流れ、丁寧に手入れ維持されており非常に美しいお庭でした。
本堂の中には、貴重なものも沢山あったかと思いますが、肖像の直虎は美人、大河出演者のパネル、井伊家家系図の説明パネル、直虎と筆文字パネルなどが印象に残りました。自然・建物・お庭が絶妙に調和した風景を見るのも良し、人物を感じるのも良し、偶然とは言え大変良い場所に出会えたと思います。今回の旅行スポットでは一歩抜きんでてました。
伊豆に向け出発
1時間程の龍潭寺見学のあとは、約200km離れた伊豆高原を一気に目指します。
1時ころ出発をし、浜松いさなぎインターで新東名高速に乗り、途中「浜松サービスエリア」に立ち寄り、念願の浜松ぎょうざを食べましたが、特に感動もなく「王将の餃子」にもやしをトッピングしただけと言うのが妻の意見です。わたしもそれには賛成。
特に渋滞もなく、東名高速を沼津インターで降り、一般道で伊豆高原まで約4時間、久々の「XIV伊豆」に到着したのは5時になってました。
感 想
真田丸もそろそろ佳境、年末に向け確実に盛り上がってくる浜松、その主役の場所を今回見学でき、いい旅になっています。