8月の函館旅行に続き母と娘の2人旅の第2段は京都旅行です。紅葉が見ごろになる11月中旬はどこのホテルも満員状態、JTBに駆け込みどうにか新幹線とホテルの予約ができました。
京都初日(11月18日)
今回の旅行は2拍3日、11月18日午前中に仕事を終え京都に到着したのは午後7時頃。
約30年前に訪れた先斗町の1952(昭和27)年創業おばんざいの老舗「ますだ」は若かった我々にとってお財布に厳しかったという思い出、懐かしい場所に娘と再訪問しました。色々頂いて1万円くらい適正でした。
娘が先輩から推薦してもらった丸田町のとんかつ清水はカツサンドが有名です。カツサンドを注文してみると、とんかつを揚げて馴染ませるまで約20分待って登場したのが厚みが4cm超のカツサンド。びっくり!!
本日の宿、四条通りに面し阪急京都線河原町駅から徒歩約5分と、観光にもビジネスにも絶好のロケーションに2014年の春に誕生したホテルグランバッハ京都セレクトに戻り、就寝。
京都2日目(11月19日)
南禅寺の総門を潜った先にある、ミシュラン3つ星に輝く日本料理店創業400年の風情のある老舗料亭「瓢亭 別館」に行きたく昨日電話してみましたが満員。駄目もとで朝再度電話、なんと10時30分に予約できた~WWW
着席後に温かいおしぼりと梅湯、前菜と瓢箪重が同じお盆で登場し椀物と朝粥を美しさと歴史ある空間で頂きました。400年前、江戸時代の人達と同じ朝粥を食べたのは感慨深いです。
次は嵐山。観光シーズンのため道路は渋滞、電車で向かいました。予想された混みの中突然の大雨、しばらく雨宿りをしていると急にお日様がこんにちは、こういうのを狐の嫁入りというのでしょう。渡月橋を渡ったところに丁度四条行のバスに遭遇したので躊躇なく乗り込みUターン。
瓢亭の朝粥はお昼ご飯と兼用だったので、マールブランシュ北山本店でお茶しました。ショートケーキとモンブランを目の前で作りあげるパフォーマンスデザートのモンブラン・オートクチュール(1404円)を注文。お値段もさすがです。
食べてばかりいないで観光することに。京都市東山区にある高台寺は豊臣秀吉の正室である北政所(ねね様)が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院、寺号は北政所の落飾後の院号である高台院にちなんでいるようです。
紅葉で有名なこのお寺の入場券を購入するための長い行列。どうしようかと思っていたところ、娘が何方かと相談しています。高台寺に隣接している「圓徳院」とセット入場券ならここで買えますとのナイスな情報、早速購入し長い行列の横をスタスタと待ち時間なしで高台寺の紅葉見学できました。
夜の高台寺、圓徳院の紅葉はライトアップ演出で周りの風景と調和し大変すばらしかった。沢山写真を撮影しました。春は桜も有名らしいです。
夕ご飯は鴨川沿い京阪四条駅南側出口直ぐにある130年近く続く老舗おでん屋『おでんの蛸長』。
行列で並ぶこと1時間、先ほどの高円寺の行列で得した分をここで返上。カウンターだけのお店、お酒と一緒に美味しく頂きました。これで2日目は終了~。
京都最大の繁華街である「四条河原町」に近接した三条エリアの鴨川沿いにあり2017年4月にリニューアルオープンしたソラリア西鉄ホテル京都プレミア三条鴨川へ戻り就寝~。
京都3日目(11月20日)
京都の旅最終日、京都市南部の伏見地区を訪れました。日本人にとって、もっとも身近な神社といえるのが「お稲荷さん」とも称される稲荷神社(全国で3万社)の総本山「伏見稲荷大社」でお詣りをしました。
最後の老舗巡りは高級板前カウンターや座敷カウンターで旬の素材を使った天ぷらを堪能できる、天ぷらと京料理の店「京都祇園天ぷら八坂圓堂」です。天婦羅なのにあっさりしているので大変満足しました。
日本酒の工場見学ができる黄桜酒造と月桂冠酒造を訪れ試飲などを行い、近くの龍馬が逗留していた寺田屋を見てきました。鳥羽伏見の戦での激戦地、焼け野原になりこの旅籠は明治になって建て替えられたものです。龍馬襲撃事件と暗殺事件、龍馬の妻(お龍さん)で有名なこの地は歴史に興味がある方は一度は訪れてみたい場所です。
京都駅近くでお土産などを購入し、第二弾の母と娘の旅は終了です。横浜の自宅に戻ったのは夜11時ころ、美味しく楽しかった旅でした。
感 想
さすが京都、歴史の爪痕を感じる場所、素晴らしい風景が望める空間、お食事だけでなく建物も風情がある老舗はどれをとっても最高でした。もう少し歴史を勉強してまた訪れたいと思いました。