2020年11月2日、日本一周72日目は今回の旅の最終日、家族の原点ともいえるXIV伊豆に連泊し旅の疲れを癒すと同時に、ブログを眺めながら振り返りをしたいと思います。

Ecxel形式の旅の計画表(ダウンロード)・・・・こちら

車関係の総括

移動距離

(1)移動距離総合計
◇12,234.3Km(予想移動距離は11,633km)
予定に対して5%増。ほぼ予定通りでした。
(2)一日平均移動距離
◇170km/日
12,234.3Km÷72日=170km/日
(3)最長移動距離
◇293.2km/日
9月24日にナビ設定間違えで舞鶴に向かう予定が敦賀に向かう
(4)最短移動距離
◇73.7km/日
10月10日、別府から八幡浜フェリーが悪天候のため予定してた船は欠航、次の便で四国上陸。その日は観光を全て取りやめて宿に直行

フェリー

フェリーは3回のりました。それぞれに思い出があります。
(1)津軽海峡フェリー
9月1日、青森の大間~函館、15800円

台風9号の影響で8月31日の津軽半島の海は大荒れ、その日のフェリーは欠航。そんな中、マグロで有名な大間の町に到着。その時点でようやく風も弱くなり、明日のフェリー出航できるかも・・・・
翌日(9月1日)、無事出航できたのは奇跡的でした。

(2)新日本海フェリー
9月12日、苫小牧東港~秋田港、12792円

天候的には問題なく出航。11時間の船旅、デラックスの個室で通常運賃は24600円。それが秋旅GOGO割(20%OFF)とGOTOトラベル割引(35%OFF)の両方の適用があり半額以下(55%割引)で乗船することができました。とってもお得・・・

(3)宇和島運輸フェリー
10月10日、別府港~八幡浜港、12320円

九州別府港から四国愛媛の八幡浜港、2時間30分の船旅。台風14号の影響で前日は全て欠航、当日乗船予定していた9:45の船も欠航、次の便(14:00)から運航再開、どうにかこの乗船でき大幅な予定変更なしに旅を続けることが出来るようになりました。ここでも1日違いのラッキー!!

高速道路・有料道路

出発前に定めた「高速・有料道路は極力つかわない」は日本一周の旅の基本ルールの一つ。利用した高速・有料道路は次の3パターン。
(1)高速・有料道路を使わないと目的地に行けない
本州と九州、本州と四国の海峡を渡る大橋は全て高速・有料道路、これを使わなければ陸路で行けない。
◇関門海峡を渡る関門橋:9月29日

◇鳴門市と淡路島を結ぶ鳴門大橋:10月13日10月14日
10月13日に鳴門大橋を渡りXIV淡路島で宿泊、次の日にもう一度鳴門大橋を渡り四国へ向かった。

◇愛媛県今治と広島県尾道を結ぶしまなみ海道:10月16日
サイクリングロードとして有名なしまなみ海道、瀬戸内海の島々を渡って走行する総距離は59.4km。来島海峡大橋を渡り大島で途中下車、そして尾道に向かいました。

◇明石海峡を渡る明石大橋:10月19日10月20日
岡山から明石海峡大橋を渡り富士通保養所のリフレッツ淡路島で宿泊。次の日、明石海峡を渡り大阪へ向かう。

(2)大都市の渋滞を避ける
大阪(10月20日)、名古屋(10月25日)の中心街に向かう渋滞を避け、時間短縮して観光時間を稼ぐために高速道路を利用しました。

(3)山越えのクネクネ道を避ける
山道ではなるべく有料道路を利用して安全を優先させた(10月26日~10月28日)。岐阜~ひるがの、ひるがの~高山、高山~松本などで高速・有料道路を利用しました。

ナビケーション

道案内は9月12日の北海道一周が終わる時まではカーナビを利用。カーナビの地図が古いので9月13日以降、Google MAPに変更して旅終了までお世話になった。

【Google MAPの短所】
◇脇道に案内されとっても細い道を走ることになることがある
 →カーナビ地図を最新にして、両方で運用する
◇どこを走行してるのか全体がイメージしずらい
 →地図購入、タブレット活用

費用関係の総括

予想費用と実績費用

出発前の予想費用合計は1,078,379円。実績は1,312,251円。233、872円(122%)予算オーバでした。
ガソリン費用は予算より3.5割程度安かったけど、宿泊費と生活費が2~4割程度予算オーバーしてしまった。
一日当たり18,226円/日でした。

想定ですがGOTOトラベル割引が無かったら約40万円増えて全体金額が約170万円になっていたと思います。

宿泊費用の分析

ホテルに30泊(250,337円)、旅館・民宿に29泊(255,171円)、XIV・保養所に12泊(149,705円)と宿泊地は多岐にわたりました。

71泊中、GOTOトラベル割引を利用したのは64泊。その35%割引で安くなった料金は約281,685円。GOTOトラベルが無かったら宿泊費は655,213円→936,898円になっていました。

生活費の内訳

生活費(555,550円)の内訳は飲食費(297,996円)・入場料・お土産・フェリー・駐車料金・高速道路費用・雑費でB級グルメ、コンビニ、夜のお酒などの飲食費が54%を占めた。

生活費は一日当たり平均7,716円/日でした。

ガソリン費用

ガソリン費用は101、488円(想定ガソリン費用は158,440円)、56,952円安く済んだ。
燃費は8.3円/km(想定燃費:13.6円/km)

観光関係の総括

都道府県完全制覇ならず

宿泊した都道府県は以下の通り。東京都、神奈川県、埼玉県、群馬県、栃木県、奈良県はリベンジですね。

観光とB級グルメの一覧

訪れた主な観光名所、絶景地と楽しんだB級グルメの一覧です。

印象に残った観光名所

(1)東日本大震災の爪痕
日本一周旅行出発から3日目の8月26日から8月29日まで津波で破滅した海岸線沿いの街、原発近くの帰宅困難地区、復興はまだ道半ばと感じました。

8月26日(ホテル浦嶋荘)
8月27日(民宿 崎野屋)
8月28日(休暇村 陸中宮古)
8月29日(侍の湯きのこ屋)

(2)なまはげ館
秋田県男鹿半島の山奥にある「なまはげ館」、ナマハゲの歴史を学べ約30分間の寸劇、本物のナマハゲ体験。とても素晴しかった。

9月13日(田沢湖)

(3)原爆ドームと平和記念資料館
ここは1度は訪れなければならない場所。吉永小百合さんが解説する音声案内機をかりて平和記念資料館を見学、心に沁みました。

10月17日(アパホテル広島駅前)

(4)ひめゆりの塔
看護要員として戦場に動員され亡くなっていった「ひめゆり学徒隊」の慰霊碑「ひめゆりの塔」。戦後初めて皇太子と美智子さま(皇室)が沖縄訪問しここを訪れる。皇太子が慰霊中に火炎瓶が投げつけられた映像を思い出した。ひめゆり学徒隊に関する展示資料館「ひめゆり平和祈念資料館」も心に残りました。

10月5日(ホテルパームロイヤルNAHA国際通り)

(5)辺野古
辺野古は沖縄の基地問題の象徴。基地建設反対派が建てたバラックで座り込みを継続、基地の入口では人間バリケードが築かれていた。現場に行かないと分からない光景でした。

10月6日(ホテルパームロイヤルNAHA国際通り)

(6)トヨタ産業技術記念館
トヨタ自動車は織物機械の発明から始まった。古い織物機から最新のものが展示されていて全てが動く、その動いてるところで丁寧な説明をしてくれます。もちろん車の歴史やその説明も見事なものでした。予約した方がいいです。

10月25日(アパホテル名古屋栄)

絶景地

(1)神威岬(かむいみさき)灯台
積丹半島北西にある岬の先端にある神威岬(かむいみさき)灯台、駐車場から積丹ブルーが望める遊歩道を歩くこと30分位でそこに到着する。遊歩道は柵で守られているけど怖かった・・・

9月2日(ホテル水明閣)

(2)千里浜なぎさドライブウェイ
日本で唯一砂浜の海岸線を走行できる千里浜(ちりはま)海岸、約8km海辺をドライブしました。

9月21日(天然温泉リラックスパーク テルメ金沢)

(3)鳴門大橋鳴門の渦
鳴門大橋を歩いて渦潮見学できる観光名所「渦の道」、海上45mのところを往復500mは素晴らしい景色だけれどとても怖かった~~

10月13日(XIV淡路島)

(4)亀老山展望公園
愛媛県今治から広島県尾道まで約59.4kmある高速道路「しまなみ海道」、サイクリングで走ることができるのが有名。今治側から最初の橋「来島海峡大橋」を渡った大島にある展望スポット「亀老山展望公園」から眺める瀬戸内海に浮かぶ島々とそれを結ぶ大橋はとても素晴しかった。

10月16日(尾道やすらぎの宿しーそー)

(5)その他の絶景地
◇白米千枚田(輪島)
◇能登金剛(輪島)
◇天橋立(京都)
◇海峡ゆめタワー(下関)
◇玄界灘の七ツ釜(唐津)
◇展海峰(佐世保)
◇万座毛(沖縄)
◇願いが叶うクルスの海と馬ケ背(宮崎)
◇別府から湯布院のドライブ(大分)
◇海すすめ展望所(今治)
◇サンライズ糸山(今治)
◇千光寺公園(尾道)
◇千畳敷と三段壁(和歌山)
◇鬼ケ城(三重県)
◇愛妻の丘(嬬恋)

お城巡り

今回の旅で訪れたお城は19県、29ケ所。

国宝5城を制覇・・・・姫路城、松江城、彦根城、犬山城、松本城
印象に残ったお城は、丸岡城・清州城・岐阜城・姫路城でした。

印象に残った街並み

◇小樽の街並み
◇出石市の辰鼓楼
◇倉敷美観地区
◇高山の古い町
◇黒壁スクエア(長浜)
◇萩城城下町

B級グルメ

(1)さかな塾で紅ズワイガニを二匹
鳥取県の境港水産物直販センターの外にあった「さかな塾」という食堂で紅ズワイガニ(1匹1500円)を2匹いただきました。面白かった~~

9月26日(出雲の銀海)

(2)「さがんれすとらん志乃」のシシリアンライス
佐賀県庁の最上階にある見晴らしの良いレストラン「さがんれすとらん志乃」、予約していなかったので1時間待ちましたが佐賀県のB級グルメ「シシリアンライス」は美味しかったです。

10月1日(ルートイングランティア太宰府)

(3)チキン南蛮部門で金賞を受賞した「グラバー亭」
チキン南蛮は宮崎県が発祥の地。68歳の夫婦で営業してる日向駅近くの「グラバー亭」で食べました。ボリュームたっぷり、大将の大きな声、もう一度訪れてみたいお店でした。

10月8日(ホテルルートイン延岡駅前)

(4)その他、美味しく思い出のB級グルメ
◇八戸の八食センターでの煎餅汁と焼き牡蠣
◇秋田ふるさと村の横手焼きそば
◇立石寺での郷土料理「芋煮」
◇寺泊魚のアメ横で漁師汁・玉こんにゃく・牡蠣のバター炒め
◇CoCoLo長岡店フレンドで食べたイタリアン
◇岐阜城展望台での鶏ちゃん
◇伊勢ウドン&てこね寿司
◇滋賀県、さらだパン
◇姫路城前のお店で食べた姫路おでん
◇Royalホテルで尾道ラーメン
◇広島風お好み焼き
◇「太平燕(タイピーエン)」を人気店「上通パビリオン紅蘭亭」
◇大分の郷土料理「とり天」
◇「天文館むじゃき」のフラッペ
◇沖縄ソウキ蕎麦

思い出の宿泊地

宿泊した宿に順位をつけるために、宿の雰囲気・食事・お風呂をそれぞれ5点満点で評価してみました。10点以上はもう一度宿泊してみたいお勧めの宿です。

上位評価の宿

満点(15点)はXIV淡路島・XIV軽井沢・サンメンバーひるがの。XIV系は間違い無しという結果。第1位の中で飛騨牛の陶板焼きが美味しかったサンメンバーひるがの、律子さんがお気に入りでした。XIV系以外で評価が高かった宿を振り返ります。

(1)尾鷲シーサイドビュー:4位・・・14点
10月23日に宿泊した三重県の「尾鷲シーサイドビュー」、お部屋からの景色・部屋食・サービスが素晴らしかった。天然クエを売りにしてるので次は奮発しようかな。

(2)MASCOS HOTEL:6位・・・13点
9月27日に宿泊した島根県益田市の「MASCOS HOTEL」、2019年4月にオープンしたビジネスホテル。源泉掛け流しの天然温泉と機能的なお部屋、食事はイタリアンと気が利いてました。

(3)仁淀川伊野温泉かんぽの宿伊野:6位・・・13点
10月11日に宿泊した高知県須崎市の「仁淀川伊野温泉かんぽの宿伊野」、XIVのようなリゾート感はありませんが清潔、食事はアンコウ鍋、釜めしなどがあった。

(4)満珠荘 :6位・・・13点
9月28日に宿泊した山口県下関市の「満珠荘」、1日700隻の船が往来する関門海峡が全ての場所から眺める景色が自慢の宿。お部屋から船が見えるのは楽しいですね。九州がこんなに近くに見えるのはビックリでした。

その他思い出に残った宿

もう一度行きたいと思った宿です
10月2日 :熊本の松屋別館(12点)
10月31日:伊豆松崎温泉 公共の宿伊豆まつざき荘(12点)
9月10日 :釧路の阿寒ドリフトウッドロッジ(11点)
9月16日 :新潟の安田温泉やすらぎ阿賀野(11点)
10月16日:広島の尾道やすらぎの宿しーそー (10点)
9月19日 :富山の民宿潮の美(9点)
10月3日 :鹿児島のくしき野白浜温泉みすまるの湯(9点)
9月18日 :新潟のホテルグランミラージュ(8点)
10月6日 :沖縄のホテルパームロイヤルNAHA国際通り(7点)

お部屋からの景色が良かった宿

◇XIV淡路島(15点)
◇尾鷲シーサイドビュー(14点)
◇下関市満珠荘(13点)
◇仁淀川伊野温泉かんぽの宿伊野(13点)
◇XIV鳥羽本館(12点)
◇松崎温泉公共の宿・伊豆まつざき荘(12点)
◇ロイヤルホテル小林(11点)
◇リゾーピア久美浜(11点)
◇尾道やすらぎの宿しーそー(10点)
◇岡山 いこいの村(10点)
◇民宿潮の美(9点)
◇宍喰温泉ホテルリビエラししくい(9点)
◇みさきロッジ(8点)

残念だった宿

夕食付の宿で最下位(3点)は輪島の民宿「なかみち」、次に残念な宿は5点の大洗温泉「とびた荘」と四国宇和島の「ホテルイシバシ」でした。
(1)輪島の民宿「なかみち」
9月20日、15時に民宿「なかみち」に到着、ピンポーンしましたが誰も出ません。電話してみると「出かけているので1時間ほど待ってください」だって、16時すぎに車で帰ってきてようやく宿に入れた。

夕食は宿で作るのではなくお店から取寄せの感じ、信じられないほどショボかった。

(2)宇和島のホテルイシバシ
10月10日、九州の別府からフェリーで四国の八幡浜に上陸、宇和島のホテルイシバシに17時45分に到着。郷土料理を中心とした夕食は満足(3点)、ホテルの廊下・お部屋に清潔感なし(1点)、お風呂も清潔感がなくぬるい(1点)の合計5点でした。

残念だった出来事

残念だった出来事は訪れたのに見学できなかった観光地が多い、これは是非リベンジしたい。
◇函館山
→コロナ対策のためにロープウエイがストップ
◇ニッカウイスキー工場見学
→事前予約が必要だった
◇札幌の夕食を中華にしたこと
→スープカレーとラーメンを食べる
◇サロマ湖のホタテカレー
→食べておけば良かった~~
◇道の駅「ながおか花火館」
→次の日が新規オープン
◇水前寺公園
→朝10時から開園だった
鵜戸神宮と青島神社
→台風接近で観光見送り
とり天発祥の地、東洋軒(別府)
→大行列(休日)だったので見送り
鳴るちゅウドン
→道の駅「第九」で売り切れだった
宮島の厳島神社
→時間の関係で見学見送り
アパホテル広島
→もう少し良いホテルがよかった。
輪島民宿
→あの夕食は異常なのでもう一度訪れて再確認したいな
関空展望ホールスカイビュー
→コロナ感染対策のため休止中
ミキモト真珠島
→入園料1650円は高い、見学する価値はあまり無し

ハプニング

(1)大洗温泉 とびた荘
→日本一周旅行2日目にしていきなり予約していた宿から連絡あり。不幸があったので別の旅館に宿泊してほしいとのこと。その別の旅館、夕食なく部屋も安普請、ビックリだよ

(2)最長走行距離290km
→ナビ設定を間違えて、舞鶴赤レンガ倉庫のつもりが敦賀赤レンガ倉庫に向ってた。
(3)大げさな部屋で一人の夕食
→ホテル水明閣の夕食は他の方と違うコース料理だったので・・・・

(4)扇屋旅館で温泉たまごもらった
→米沢の小野川温泉の老舗旅館の仲居さんがとても親切でチェックアウトの時、温泉たまごパック(6個)をくれた。気持ちは嬉しかったけど食べれなかったので捨てた。
(5)大分城跡
→頑張って大分城跡に到着したら、そこはPCR検査場になっていた。
(6)大和ミュージアム
→律子さんが中国新聞の方からインタビュー取材を受け、その記事が新聞に掲載された~~

この花壇について感想を求められました。
(7)広島駅前で青切符
→タクシー専用駐車場へ進入。お巡りさんがいて反則切符(7000円)
(8)律子さん骨折
→伊豆まつざき荘の朝、律子さんテーブルに足をぶつけ痛そう。下田観光を予定していましたが変更し、伊豆稲取の救急病院に向かいました。結果は骨折・・・・

(9)鹿に遭遇
野生の鹿には2度遭遇。最初は北海道の羅臼町の宿、2度目は岡山県瀬戸内の「いこいの村」で朝散歩してる時。

持ち物一式

使わなかった持ち物は赤字で斜線を付けました

資料

毎日記載したメモ帳です
旅行メモNO1
旅行メモNO2