イトーヨーカドーのカルチャーセンターに通っているおばあちゃんの帰り道、武蔵小杉駅から徒歩1分、雑居ビルの2階にあるしゃぶしゃぶ・すき焼き専門店「くりりん」、夕方6時に予約して行ってきました。
カルチャーセンター「歌の会」で1時間ほど歌ったおばあちゃんを迎えにいった妻達と現地集合、本日のメンバーは私達夫婦とおばあちゃんの3名です。私は初めてですが、おばあちゃん達はランチ1回、夜1回で3回目らしいです。
武蔵小杉駅
武蔵小杉駅は学生の頃、社会人の時、単なる乗換駅としてかなり昔から利用していました。当時は東横線の急行が停車する田舎駅でしたが、ITが成長産業として注目され、乗換の南武線がITラインなどと呼ばれ、横須賀線の武蔵小杉駅が開業した2010年3月ころから再開発が加速しすっかり様変わりしてしまいました。
「住みたい街ランキング2016関東版」では恵比寿、吉祥寺、横浜に次いで自由が丘と同着の4位。タワーマンション建設、商業施設の新設、交通アクセスの良さなどから共働きで働く若い子育て世代が大量に押し寄せ人気の街になったようです。
大人になっても出身地を聞かれる日本文化。武蔵小杉の聖マリアンナ病院で生まれた子供達は偶然にも人気の街になって誇らしいことでしょう。ハハハ・・
しゃぶしゃぶ・すき焼き専門店「くりりん」
庶民のすき焼き専門店としては多角化・チェーン店展開している「今半」が有名ですが、「くりりん」は創業25年を迎えた地元で評判の個人経営する穴場スポットです。結構人気があるらしく、満員で入れなかったこともあり今回は予約しました。
「今半横浜髙島屋店 」の夜のメニューで一番お手軽なコース佳撰は5940円、サービス料10%。「くりりん」は3000円台のコースが大半なので、「今半」の約半額のお値段で頂けるリーズナブルで貴重なお店です。
ホットペッパーなどのクーポン提示すれば、お肉の追加と8%引きの選択ができたり、水・土・日曜限定の和牛食べ放題コース(4,500円)、コース種類が豊富でシニアコース(2,700円)などがあり結構、営業努力・改善しているようです。
クーポンと予約は必須ですよ・・・・
特選和牛コース
時間通り6時に来店、まだお客様は誰もいません、奥の予約席と札が置かれた窓際の席に案内されました。
テーブル席が4卓、カウンター席が7席のこじんまりとした落ち着いたお店です。テーブル席は真ん中にあるお鍋を皆で共有して頂きますが、カウンター席は一人鍋方式で頂くようです。
ハイボールを注文し、しばらくすると御婆ちゃん達がやってきました。すき焼きのコースは「特選和牛コース150g:3600円」を3人前。本日金曜日はワインと日本酒が20%OFF、なんと伊豆XIVの夕食時に必ず注文していた「ロゼダンシュ」があったので迷わずボトル注文。
前菜として「ほうれんそうの胡麻和え」が登場、ほうれんそうの上に濃厚ごまタレがたっぷり、お箸で和えながら頂くと絶品。単品でメニューとして掲載されていたので追加注文したいと思いましたが、まだ前菜なので少し自重・・・。
しばらくすると、プルップルで弾力のある白身に濃いオレンジ色の黄身が特徴の山形県米沢市にある山田鶏卵「紅花たまご」とロゼダンシュ、すき焼きセットが登場。
最初はお店の方が焼いてくれたお肉を紅花たまごに付けて頂きます。少し甘さが欲しかったので御砂糖を追加、すき焼きタレはお店の方が様子を見て少なくなった頃、自動的に持ってきてくれます。お肉は3人前を225g×2皿に分けて登場、ご飯とウドンの選択では全員ご飯としました。
一皿目のお肉を頂いたところロゼダンシュも終了。追加注文した赤ワインのハーフは、理科実験のフラスコの様な容器に入ってやってきました。
御野菜を1人前追加し全て頂き、周りをみると満席になっています。会社帰りの30、40台のサラリーマングループがほとんどです。武蔵小杉の今を象徴していると感じました。最後にシャーベットを頂き、8時ころ会食は終了・・・・
お会計は、テーブルで16000円。東急スクエアの2階で甘いものを少し購入して帰宅しました。
感 想
すき焼きは油断するとお肉が煮詰まってしまい高級なお肉が一瞬のうちに普通のお肉に変身してしまう欠点があり、今回はそれに該当したような気がします。
初めて頂いたすき焼き専門店は伊勢松坂の「和田金」、お店の方が食べ頃のお肉をお皿に乗せるまで給仕してくれ、とっても美味しかったと記憶しています。やはり、お肉料理は調理過程の時間とタイミングが重要な素材だと再認識しました。