定年退職して何しようか?これまでは気にも留めなかった回覧板、初めて読込んでみると区民ジャーナリスト無料講座(定員25名)の案内があり、9月6日に申し込み25日に当選の連絡がありました。
申込み内容
区民ジャーナリスト講座の申込みは神奈川区区民活動支援センター にメール送信、9月25日にメールで当選の連絡がありました。添付ファイルは以下の2つ。
・2018受講案内・・・こちら
・チラシ・・・・・・・・こちら
活動内容としては約2時間の講座が5回とグループ単位の取材活動。完成した記事は神奈川区が2ケ月に1回発行する区民活動支援センター情報誌「ぐろーばる・あい」に掲載されます。
今回の募集定員は25名、応募者は17名で全員当選。「ぐろーばる・あい」の編集ボランティアの方が7名加わり24名でスタートするようです。
応募者の構成は、定年男性(5~6名)以外は子育て中のママが多いようです。
第1回講座:10月25日
第1回目の講座は10月25日、テーマは「区民ジャーナリストはじめのいっぽ」。仲間造りと記者の心得を学びます。
朝9時45分頃に区役所へ行くと受付があり区役所の方が出席、当日資料・レシメ・名札の配布ながどの運営をおこなってくれます。
会議室にはいると5~6名用のテーブルが数か所あり適当な場所に着席。定刻10時になりはじめての講座が開催されました。
最初に運営を行う区役所職員から開講、主催者の挨拶、講座の趣旨説明が15分程度あり、司会進行を行ってくれます。
初めてお会いする方々の緊張をほぐすために全員立ち上がりランダムに声掛けを行い会話を行うゲームを数分間。
次は適当に着席したメンバー間での自己紹介、その自己紹介でほめ言葉をカードに書込み発表・交換しあい少しリラックス。
10:45頃、区役所職員から「ぐろーばる・あい」の説明と編集ボランティアさんからの体験発表と自己紹介、公共の紙面作成の際に気を付けていることとして著作権、ユニバーサルデザインなどの講義を受けました。
少し休憩後、各班で「私がジャーナリストになったらこんなところを取材、情報発信してみたい」を話合い発表、最後にアンケート記入し初めての講座が終了しました。
第2回講座:11月1日
第2回目の講座は11月1日、テーマは「ジャーナリストは取材が命」。講座にあたり進行役の区役所職員から頭の回転をお目覚めするためにジャンケンゲームを行いました。
本日の講座は、取材の仕方について毎週発行(4.2万部)タウンニュース神奈川区担当記者様からパワーポイント資料に沿って、取材の心構え・アポイントの取り方・取材に向けた準備・実際に取材する時などの説明。
本職ジャーナリストの講義はとても参考になりました。
講座の最後に「区内のおすすめスポット」を各自決め、その件について取材を受ける練習をしました。
休憩後、第一回講座(10月25日)のアンケートに区役所側が定めた約10ケ所の取材候補地から第一希望~第三希望まで記載し、これを参考にして区役所側が決めた5つの班に席替えしました。
私は神奈川区生涯学級から2014年生まれた農業ボランティア「かなっぱ畑の会」取材チームに入りました。メンバーは6名、編集ボランティア2名の他は第一回講座で一緒だったメンバー4名です。
約30分で役割分担や取材候補日を決め班ごとに発表を行い本日の講座は終了しました。
第3回講座:11月8日
第3回目の講座は11月8日、テーマは「記者のイロハを学ぶ」。
今日はテーブルの上に「区民ジャーナリスト養成講座受講者」という肩書の名刺が各自20枚準備されていました。
久ぶりの名刺・・・
講座をはじめる前にこの名刺を使い、名刺交換を行い緊張をほどきました。
10:15からタウンニュース神奈川区版編集長から「記事作成の仕方」と「写真撮影の仕方」についての講義。講座の中で模擬記事を読込み見出しを考える言葉選びを行いました。模範解答に納得、さすがプロです。
グループワークとして「企画書を作ってみよう」でしたが、時間がなく、私のチームは取材候補日(11/10)とテーマ(かなっぱ畑の会の活動と家庭菜園の違い)を決め、講座終了後に取材日のアポ取りを行い企画書は後回しにしました。
帰宅後、企画書とメーリングリストを作成し取材日時の連絡を行いました。
企画書は・・・こちら
第一回目の取材(11月10日)
かなっぱ畑の会の作業日は土曜日と月曜日。なるべく早く取材した方がよいので11月10日(土)11時に神大寺地区センターに集合し取材方法などを打合せ12時に区職員の方の道案内でMKファームへ。
神大寺地区センターから住宅街を5分ほど抜けるとMKファームの作業場。午前中に掘ったサツマイモをシートに広げ天日干しをしているところでした。
白い丸椅子を木陰に並べて頂き、かなっぱ畑の会の会長さんと我々5名で取材がはじまりました。
最初の質問は「かなっぱ畑の会とは?」、設立の経緯やMKファームの活動などをわかりやすく説明してくれました。
私の取材メモは・・・・こちら
1時間ほど取材した後、かなっぱ畑の会のボランティアさんが援農で色々な野菜栽培を行っている農地の広さは体育館くらい。
その畑を会長さんの案内で見学しました。
二回目の取材(11月19日)と編集会議
11月19日(月)AM10時、二回目の取材のためにMKファームへ。今日は「野菜作り講座」の最終日、かなっぱ畑で講座生とボランティアの方々が協力してキャベツの収穫をしているところでした。
我々(3名)が到着する前にジャガイモは収穫済、キャベツの後は大根らしいです。その作業風景や収穫物(ジャガイモ)との集合写真などを撮影させて頂きました。
講座最終日は恒例のカレーパーティです。作業場では楽しく調理中、美味しそうな匂い・・・
4回目なので慣れている様子、サラダなども準備、カレー作りも年々進化していると話していました。
その様子を撮影させて頂き、編集会議を行う片倉町デニーズに向かいました。
編集会議(5名)では、採用する写真を決め、記事内容の見直しを行いました。タイトルの見直しは色々な意見もあり最後まで手こずりました。
1時間ほど話し合い、編集会議も終了~~
第4回講座:11月29日
第4回目の講座は11月29日、テーマは「Let’s編集会議~さまざまな視点から意見を交わす~」、2週間ぶりの講座です。
各チームごとに取材を終え、提出した原稿案に対して違うチームメンバーから記事についてのアドバイス。タウンニュースの方からそれぞれの記事についてタウンニュースの視点からの講評がありました。
我々のチームの統一見解は「家庭菜園との違いを深堀する予定でしたが、取材時に引き出せなく、活動内容の紹介になってしまった」です。講師の方から、取材時に同じことを切り口を変え何度も質問することがあると言われたのが残っています。
色々なアドバイスをメールのやり取りで反映し、来週の最終講義に臨むことにしました。
第5回講座(最終):12月6日
第5回目の最終講座は12月6日、テーマは「オリジナル記事を地域に発信!~チームで楽しく情報発信するには~」です。
あらためて「ぐろーばる・あい」と今後のスケジュールについて説明がありました。
各班で原稿の校正。メールなどで原稿は数回改版していたので我が班はあまり修正点はありませんでした。こんな原稿になりました。
休憩をはさみ、「ぐろーばる・あいPR作戦」のワークショップ、多くの人にこの広報誌を見てもらうためにどのような工夫が必要かを話合い、発表しました。中身が大切、QRコードを追加する、「区民活動支援センターだより」のタイトルはダサイなどの意見がありました。
最後に修了書の授与・ランチ交流会。10月25日から開催された「区民ジャーナリスト講座」が終了しました。
感 想
最初は緊張してましたが、3回目の講座あたりから馴染んできました。とても楽しい2ケ月間、ありがとうございました。