1995年(平成7年)に戸建マイホームを購入してから22年、そして定年退職して約1年。お風呂をリホームすることにしました。お風呂リホームを決断してから完成までの4ケ月間を振り返ります。

突然お湯がでなくなった

10月の下旬、突然お湯が出なくなった。4年前にも同じ様な事があり給湯器修理を依頼したところ断線修理で直った経験があったので修理をお願いしました。

診断の結果、保守部品が入手できないので修理不可とのこと。修理担当者が到着し、給湯器のフタを開け即判断、ものの1分の出来事でした。訪問出張料+点検費用で6480円也。

リホーム会社の決定

ネットで調べたり、過去給湯器交換をした人に聞いたところ給湯器だけの交換の場合は約20万円かかるらしい。これを機会にお風呂も合わせてリホームしたらどのくらいの費用なんだろう?

さっそくネットで調べ、リホーム会社を最大8社まで紹介するホームプロというサイトで見積依頼をお願いしてみました。

見積依頼をしてすぐに12社のリホーム会社から申込みがあり。全社に対して以下のメッセージを一斉送信してみました。

「平成7年3月の一戸建てです。浴室は在来工法のタイル張り(1階、1坪)で窓があります。浴室をユニットバスにリホームした場合の概算価格をお願い致します。また、窓は防犯のためになくても大丈夫ですが、どのように処理ができるのか提案ください。昨日、給湯器が壊れたので急いでいます。よろしくお願いします。」・・・・原文

概算見積5社(118万円、140万円、149万円、156万円、150万円)・詳細見積3社(96万円、133万円、157万円)からすぐに回答がありました。

メールでの対応や実績などを考慮しホームプロの紹介リホーム会社2社(概算見積118万円、詳細見積96万円)と近所のリホーム会社の3社に現地調査をお願いしました。

それぞれ現地調査時にお風呂のリフォームに加え洗面所リフォームの要件を追加し、再度見積をお願いしたところ最終見積は185万円、176万円、177万円でした。

最終的には現地調査時の対応と再見積の時の提案内容で177万円の見積提示のあったメーカに160万円であれば契約すると値引き交渉を行ってみたらOKだったので決定しました。

お風呂がない生活

リフォーム会社を決めたのが12月13日、まづは先行して12月20日頃に給湯器を交換。やっと自宅でお風呂が入れるようになりました。給湯器の交換費用は23万円、これは年内にお支払しました。

お風呂なしの生活は約2ケ月弱。フィットネス倶楽部、長女の家、銭湯などを毎日ハシゴしてこの寒い時期をどうにか頑張ってすごしました。

徒歩圏内(5分くらい)の銭湯(470円)は1件だけ、でも結構お客さんがいました。朝やっていないのが残念だけどかなり温まることができました。

新しいお風呂の仕様

お風呂リホームの目的は気分転換だけでなく在来工法のタイル風呂は寒いこと、掃除が簡単に済むこと、大きな窓が防犯上不安。この3点を解決するために決断しました。

単純に在来工法のお風呂をユニットバスにリホームするだけなら100万円位が相場だと確認しましたが、窓を小さくすること、浴室乾燥機のを追加。導入したユニットバスはTOTOのサザナHSシリーズ(Sタイプ)といたって標準仕様。定価140万円(税込)の65%割引でした。

追加でお願いした洗面所のリホームは、床を全部剥がして補強、壁紙交換、既存の洗面台の撤去です。洗面所に設置予定の棚関係は別途ニトリ等で調達することにしました。リホーム会社の方からその方がリーズナブルにできるとアドバイスを頂きました。

最後の仕様確定

ユニットバスを手配する上で希望の色、バスタブの形式など色々と細かい部分を決定してリホーム会社へお伝えしなければなりません。
この辺を決めるために年明けの1月4日にみなとみらいにあるTOTOのショールームへ行きました。

通常は数日前に電話予約するらしいのです。当日電話してみたところ説明員は対応できないかもと言われましたが大丈夫でした。

お風呂のイメージは色が大切。ショールームで一通り見学した後、説明員が小さな模型でシュミレーションしてくれるのでイメージつかめすぐ決定することができました。

決めなければいけないことを全てヒアリングしてくれて決定した仕様を記録し、リホーム会社と自宅の両方に郵送してくれたので非常に助かりました。

黒を基調としたユニットバスと細長い窓の確認はTOTOのショールームへ行かないとイメージが湧かなかったと思います。

リホーム工事

給湯器が壊れお風呂なし生活が約2ケ月。仕様が決まりいよいよ工事が始まります。工事開始日は2月5日から約1週間です。
前日までに職人さん達のおやつと飲み物を揃え準備万端。

初日の工事はタイルの解体。音とホコリがかなり発生、夕方解体がほぼ完了しましたが問題発生。既存出窓下の構造材の腐食とお風呂・洗面所の仕切りの下にある基礎の上の構造材も腐食があり補強追加工事が必要になるとのこと。

このまま工事は続行できるのか??
急遽、営業の方と別の職人さんが駆けつけてくれ対策方法の対策会議、そして詳細な説明を受けました。

「火災保険に加入していれば風水災害として保険金がもらえるかもしれない?」この件に関して、リホーム会社の保険担当部門と営業の方が電話確認、可能性はあるとの結論。

契約している火災保険(全労済)に連絡を入れ状況報告。そのまま工事を続行しても大丈夫なのかを確認しました。

追加工事費用は約10万円位とのこと、このまま工事中止にするわけにもいかないので対応をお願いしました。営業の方が明日の大工さんの手配を特別調整、工事続行するとの結論がでたのは夜の10時ころでした。

2日目は土間コンクリート打ち。3日目は追加した大工補強工事、4日目はサッシ工事、5日目はユニットバス組み付けでお風呂に入れるようになりました。

オンマウスで昔の写真が現れます。

6日目に洗面所の解体作業、7日目に洗面所の内装工事(クロス)を行い、ついに2月11日に完成~。

洗面所の棚購入

お風呂は完成しましたが、洗面所は洗面台を撤去、床補強、クロス張替だけで収納に関してはこれからです。収納もリホーム会社にお願いするという案もありましたが、かえって高いものになってしまうのでニトリとかで揃えた方が良いとのアドバイスに従いました。

ニトリ、イケヤなどを見学して候補を決めましたが約6万円位。通販はどうかということでネットで探すとサイズぴったりのサニタリーボックスを見つけたので楽天ポイントを活用し4万円で購入。

火災保険金について

火災保険金について申請してみることにしました。保険会社に電話してみると申請書が送られてきました。

リホーム会社にお願いしないとならない申請書(見積、証拠写真、原因)があります。前もって申請について相談してあったのですんなりと資料を作成できました。

保険会社は今年の雪害で忙しいらしく、私の案件は書類審査だけだったようです。提出して10日後位で保険金23万円が入金されていました。

感 想

最終金額は180万円。予想もしていない保険金が23万円、結局157万円でお風呂が新しくなりました。今回のリホーム会社には色々お世話になったので、次もお願いしようかしら・・・・