秋田で宿泊した後の東北旅行の2日目(3月11日)は、普通列車で秋田から酒田へ移動しお昼ごはんと観光。そして酒田から鶴岡に普通列車で移動し、旅行前に予約したアルケッチャーノでのディナーがメインイベントです。
秋田駅を出発
秋田リッチモンドホテルをチェックアウトしたのは朝7:50。羽越本線の秋田駅出発は9:13、出発まで1時間強あるので秋田駅構内にある複合施設「Topico」でお土産を物色することにしました。
郷土料理関係を揃えているお店でお土産を購入、お漬物のお店では店員さんに勧められ秋田の銘菓「東雲羊羹」を購入。
8:50ころコンビニで朝ご飯と飲み物を調達して駅改札をくぐりました。
駅ホームには「なまはげ」の大きなお面と一緒に記念撮影できる場所がありパチリ!そこに近づくと「ガオー!ガオー!」と音がでる仕組みになっています。
雪国らしくボタンでドアを開閉する普通列車に乗り込み定刻(9:13)通り出発。車内は空いています。おむすびなどを食べながらしばらくすると車窓から荒々しい日本海が見えてきました。
酒田でランチと観光
普通列車で2時間揺られて11:08、酒田駅に到着しました。
何度もメディアにも取り上げられ、山形県人なら知らない人はいないと言われるケンちゃんラーメンが酒田にあります。タクシーで乗り付けお店に到着したのは11:30。
店内は15名で満員になるような小さなお店。12時前なのに混雑していて我々3名が座ったら満員になってしましました。
メニューはラーメンだけで、大盛・中盛・小盛とトッピング追加ができるだけです。
タクシーの運転手から小盛で充分というアドバイスを頂いたので小盛3つ注文しました。
お醤油ベースでチジレタ乾麺みたいで美味しかったですが、お店の換気が悪く、咳き込む老人もいて新コロナで神経質になっている孫はほとんど残してしましました。
ケンちゃんラーメンまで連れてきてくれたタクシー運転手に1時間6000円で観光をお願いしました。
ラーメン屋さんから酒田の大富豪であった本間美術館を紹介されましたが、入園料が1600円・鑑賞時間は1時間くらい必要というので止めました。もともと本間氏には興味ありませんから。
そこから当初見学予定であった歴史的建造物「山居倉庫」、おもむきのある建物見学、売店見学などを行いました。NHKの連続朝ドラで大人気だった「おしん」の子供時代の奉公先は酒田だったと知りました。
鶴岡市で観光
そこから、タクシー観光は車内から酒田市内を廻り酒田駅に戻ったのは13:00ころ。観光タクシーの運転手が最初マスクをしてなかったのが良くありませんでした。
予定していた1時間前の普通列車に乗り込み13:30酒田駅を出発しました。向かい合わせの席の普通列車はここでもガラガラ。約30分で城下町鶴岡駅に到着。
ホテルチェックインにはまだ早いので鶴岡駅にある鶴岡の食文化をテーマにした施設「FOODEVER(フーデェヴァー)」に行きました。ここには、鶴岡の郷土料理が味わえるお店や、日本酒バーなどが入っていて、館内の一角には「鶴岡市観光案内所」もあました。
15:00アパホテルにチェックイン。少しゆっくりして16:50ごろに鶴岡駅でタクシーに乗車。雨の中、鶴岡城址公園近くにある観光スポットを巡ってもらい、本日のメイン会場、旅行前に予約したイタリア料理店「アルケッチャーノ」に17:30到着しました。
鶴岡市での夕食
開店30分前だったので準備ができるまでエントランス部で待たせて頂き、17:50ころ予約席に案内されました。
18:04、白ワインボトルを頼み、フォアグラと大根の自家製ヴルーテ(スープ)を頂きました。
メインディッシュのお肉は標準が「猪肉の煮込みとステーキ」、1000円UPで牛肉の煮込みに変えられるようなので大人2名は変更しました。猪肉を食べた孫の感想は「とても美味しかった」とのことでした。
お店の方は若い方が多く、お料理だけでなく接客サービスが良かったです。例えば、お料理の説明が丁寧、バケットの登場タイミングがメインディッシュ直前、お料理の進行を考慮した帰りのタクシー手配、最後にお見送りまでしてくれました。
お料理はデザートも含めて10品、どれも工夫があり美味しかったです。いつの間にかお店もほぼ満員になっていました。
1時間ほどで白ワインボトルを飲み干してしまったので、赤ワインのハーフデカンタをお願いしました。
約2時間30分のディナーも終え、昨年オープンした鶴岡駅前の居酒屋「庄や」で2次会。お婆さんが緊急連絡でバタバタしていたので、私と孫はお先にホテルに戻り、本日の旅は終了です。
アパホテルはシングルルームに御婆さん、ツインルームに私と孫という組み合わせで宿泊しました。
感 想
イタリア料理店「アルケッチャーノ」と鶴岡の街はもう一度訪れたい場所です。